言っても詮無い
勿論言わなくても詮無い。最初に浮かんだ言葉はこうだった。あー、俺これ飲んでた。
Sankei Web アガリクス製品を販売停止 「発がん促進する疑い」
何せ随分と前のことだからハッキリは覚えていないが、へーこんなメーカーが、と思ったような覚えがある。少なくとも製薬メーカーじゃなかったのは確か。で、色々画像探して見たらバッチリ見覚えのあるカラーラングで、たまたま今日ドラッグストアに寄ったのでついでに店員に箱を見せて貰ったら箱も何となく見覚えありな感じ。私の脳みそがポンコツなのを差し引いても確度的には99%ガチで間違いない。あーあ。胸糞悪い。
とうの昔に飲んだものに今更グチグチ言っても何にもならないことは良く知っている。だから別に殊更喚いたり嘆いたりする気はないが、ともあれ不愉快ではないわけでもない。楽しいこと以外の銭にならないことはしないし、考えない主義だが、しかし完全に無視するには些かばかり嫌過ぎる。なんだかなぁ。なんだかなぁ。なんだかなぁ。(以降千回繰り返す)。
アガリスクで検索するとおびただしい数のサイトが引っかかる。死にたくない人間とそこから利鞘を作ろうとする人間がおよそ四十万も。それこそ雨後の竹の子よろしく、奇跡の予後の話が百花繚乱、絶望すらできない人たちに性質の悪い希望の火を灯し続ける。少し前まで私もあそこに片足を突っ込んでいたのかと思うと、正直ゾッとする。
私は死は怖くない。そして健康のためなら死ねると思っている。何故ならいっそ死ねずに不健康に生き続ける方が、サクッと死ぬよりもずっと悲惨なのを知っているからだ。