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氷の壁

ちょっと部屋の空気を換気しようと思って部屋の窓を開けた。もちろん外はごっつい寒いが、いまは時期的に始終ヒーターが動いている。たまに換気しないと空気が濁ってしょうがないのである。ただ濁るだけなら別に構わないが、つけて五分もせずに換気の警告がなるようでは暖房ではなく単なる自殺になりかねない。それから二、三時間して窓を閉めようとすると、ふと手に違和感。一瞬何事が起きたか分からなかったが次の瞬間すべてを理解してそして戦慄した。全開状態で窓凍結。

実は窓凍結は今回が初めてではない(というかまぁ毎年なんだけれども)。昨日も換気するべく窓を開けようとしたのだが、窓は大人の男性の意思を容易く挫くほど高い強度で凍り付いており結局断念していたのだ。そして氷壁再び。もう諦めて放置しようかとも思ったが、とても残念なことに開けておいたのは寝室の窓なので閉めないと部屋の中で凍死しかねない。これが他人に起きたことだったらちょっと人格を疑われるぐらい爆笑するところなのだが(つまり疑いは正しい)、我が身に降りかかるとなると流石にクスリとも来ない。

比較的温暖な地域に住んでいる人にはあまり想像がつかないかもしれないが、暖房→結露→凍結という雪国三段コンボは良くあるわりに悪質で最悪のケースとしては玄関凍結という独り暮らしだったら本当に死にそうなコンボも存在したりする。結局しばらく格闘して、すわバールか、と思ったりもしたが何とか窓は閉まった。もう今シーズンは換気はいい。窓なんか開けずに空気清浄機でも買おうかと思う。

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